ニュース

東陽テクニカ、800GbE対応の次世代ネットワークパフォーマンステスター「Spirent 800Gアプライアンス」を販売開始

 株式会社東陽テクニカは13日、米Spirent Communications(以下、Spirent)製の次世代ネットワークパフォーマンステスター「Spirent TestCenter」の新モデルとして、業界で初めて800GbE(ギガビットイーサネット)に対応した、「Spirent B1 & B2 800Gアプライアンス」の販売を開始した。

 現在、400GbE技術はIEEE 802.3bs-2017として標準化が完了し、世界各社で400GbE装置が開発、製品化され、日本でも導入、運用が進んでいる。400GbEよりさらに高速な通信規格についても、議論がIEEEのタスクフォースで行われており、米国や中国では事業者主導のBeyond 400G規格も立ち上がっている。

 こうした世界で進むBeyond 400Gの需要に対し、Spirentでは800GbE対応のSpirent B1 & B2 800Gアプライアンスを開発し、同じく800G技術に着手している企業と、800G相互接続検証に取り組んでいる。

 Spirent B1 & B2 800Gアプライアンスは、ネットワークパフォーマンステスターとして、業界で初めて800GbEに対応。QSFP-DD800インターフェイスを搭載し、1Uサイズ高密度モデル「B1 800Gイーサアプライアンス」と、多機能モデル「B2 800Gイーサアプライアンス」をラインアップする。

 東陽テクニカでは、Spirent B1 & B2 800Gアプライアンスの国内発売と合わせて、6月15日~17日に幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2022」において、CIG Photonics Japan株式会社が開発中の「800G QSFP-DD光トランシーバ」と接続し、800Gbps信号を伝送させる共同ライブデモンストレーションを公開する。

B1 800Gイーサアプライアンス
B2 800Gイーサアプライアンス