オープンストリームのビジネスUIプラットフォーム「Biz/Browser」、RFIDを活用した業務アプリ開発を容易に

　株式会社オープンストリームは30日、ビジネスUIプラットフォーム「Biz/Browser」において、RFIDの業務活用を容易に実現する機能を搭載した新版を、同日より提供開始すると発表した。

　Biz/Browserは、業務システムのためのアプリケーション開発・実行環境。業務システムで要求される高効率の入力環境を実現するための、最適なUIを提供できるという。また同製品でアプリケーションを開発すると、OSや端末にあわせて改修することなく、さまざまな端末環境でアプリケーションを動作可能になる点もメリットとした。

　今回の強化では、メーカー各社から販売されているRFIDリーダライタ端末との親和性を高めており、RFIDを活用したシステム構築に必要となる、RFIDタグの読み取り・書き込み、出力電波強度やQ値などのリーダライタ設定を、Biz/Browserのアプリケーションから簡単に制御できるAPIを提供する。

　また、Biz/Browserの提供する各種APIは共通のインターフェイスを持っており、使用する端末機種に依存しないアプリケーション開発を行うことが可能。複数の機種を併用する場合や、端末の販売終了などによる他機種への乗り換えにおいても、個別のアプリケーション開発が不要になるとした。

　加えて、ゼブラ・テクノロジーズ・ジャパン、デンソーウェーブ、東北システムズ・サポートといったメーカーが販売している多くの端末に対応しているので、端末や機種に依存しないマルチデバイスアプリケーションの開発が可能になるとのことだ。