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アライドテレシス、スイッチ製品に統合管理機能とセキュリティ機能を一括導入するライセンスパックを提供

 アライドテレシス株式会社は18日、独自の管理機能「AMF(Autonomous Management Framework)」導入時に必要なライセンスなどをまとめて提供するパッケージ「AMFマスター&SESCバンドルパック」(以下、バンドルパック)を発表した。10月25日より出荷開始する。

 AMFは、ネットワークの自動構築や自動復旧などの統合管理を実現するアライドテレシスの独自ソリューション。AMFでは、ネットワーク上のスイッチやルータを仮想的な1台の機器として統合管理し、管理運用の「一元化」「簡素化」「自律化」によって、管理・運用にかかわるコストの削減を実現している。

 また関連ソリューションとして、エッジスイッチによるセキュリティ強化ソリューション「AMF-SEC」も提供されており、アプリケーションと連携・連動するネットワークによって、ユーザートラフィックの動的制御機能などを可能にしているという。

 今回発表されたバンドルパックでは、これらのソリューションを利用するために必要なライセンスをまとめて提供する。具体的には、「AMFマスターライセンス」「SESC基本ライセンス」「AMFアプリケーションプロキシーライセンス」の3つのライセンスをバンドルした。

 このうちAMFマスターライセンスは、AMFにおいて統合管理を行うための「AMFマスター」機能を有効にするためのライセンス。またSESC基本ライセンスは、AMF-SEC機能を有効にするためのライセンスとなる。

 もう1つのAMFアプリケーションプロキシーライセンスは、AMFとAMF-SECを連携させるためのライセンスで、各種マネジメント関連アプリケーションと、アライドテレシス製スイッチ/ルータの連携により、ネットワークの運用の効率化とセキュリティ強化を実現するとのこと。

 なおバンドルパックは、「SwitchBlade x8100シリーズ」「SwitchBlade x908 GEN2」「CentreCOM x950シリーズ」「CentreCOM x930シリーズ」の各スイッチ製品向けにそれぞれ提供されるが、SwitchBlade x8100シリーズ、SwitchBlade x908 GEN2はAMFアプリケーションプロキシー機能に標準対応しているため、両製品向けのバンドルパックにはAMFアプリケーションプロキシーライセンスは含まれない。