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NTT Com、Microsoft Teams向けの外線通話機能を12月より提供へ Web電話帳「連絡とれるくん」との連携も予定

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は27日、Microsoft Office 365で提供されているコミュニケーション/コラボレーションサービス「Microsoft Teams」との連携を強化すると発表した。

 これまで両社は、日本マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Azure」と、NTT Comのクラウドサービス「Enterprise Cloud」を組み合わせたハイブリッドクラウドサービスの提供や、Office 365を中心とした働き方改革ソリューションなどを通じて連携を行ってきた。今回、デジタルデータを活用したさらなる働き方改革の実現に向けて、両社の連携を強め、新たなソリューションを提供するという。

 その第1弾としては、Teamsに対応した外線通話機能「Direct Calling for Microsoft Teams」をNTT Comが12月より提供し、Teams利用者の社外への外線通話を可能にするとのこと。加えて、NTT Comグループが提供するクラウド型Web電話帳「連絡とれるくん」と連携させることにより、通常のダイヤルパッド発信に加えて、相手の連絡先をワンクリックするだけで外線通話を行えるようにするとした。

 両社では、こうして、チャット、ビデオ通話、外線通話などのビジネスコミュニケーションをTeamsに集約させることによって、シームレスかつ場所にとらわれないコラボレーションを実現でき、企業の働き方改革のさらなる加速が可能になるとしている。