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ALSIの情報漏えい対策製品群「InterSafe ILP」、多様なアプリケーションのファイルを暗号化可能に

暗号化ファイルの全文検索にも対応

 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は24日、情報漏えい対策製品群「InterSafe ILP」の新版「同 Ver. 6.8」を販売開始すると発表した。

 InterSafe ILPシリーズは、情報漏えい対策機能を包括的に提供するセキュリティソフトウェア製品群。アクセス制限も付与できるファイル自動暗号化ソフト「InterSafe IRM」、クライアントPCに接続されているデバイスを制御する「InterSafe DeviceControl」、セキュリティUSBメモリを作る「InterSafe SecureDevice」、データの持ち出しをファイル単位で上長に申請する「InterSafe Workflow」、といった4製品から構成されている。

 新版では、自動暗号化フォルダーのイベント検知機能と定期巡回機能を新たに搭載し、今までは対応が困難だったアプリケーションのデータファイルでも自動暗号化が可能になった。この強化により、CADやWindowsストアアプリ、およびデータベースのファイルなど、多様なアプリケーションのファイルを暗号化可能になったという。

 また、暗号化ファイルの全文検索を新たにサポート。Windowsで全文検索を実施する際と同じ手順、UIにて、暗号化されたファイルの全文検索を行えるため、ファイルを探す際の効率が大きく改善されている。

 さらに、一般的なファイル暗号化ソリューションでは、Windows Updateのタイミングでトラブルが発生することがごくまれに発生するという。この問題に対処するため、新版では、問題発生のきっかけとなるWindows Update実施の管理機能を搭載し、トラブルの回避を行えるようにした。管理者は、問題発生の可能性がある場合、Windows Updateの自動実施を止めるなどの手段を用いることで、問題を未然に防げるとしている。