テクマトリックス、Java対応テスト自動化ツールの新版「Jtest 10.4.2」を販売開始

　テクマトリックス株式会社は10日、米Parasoftが開発したJava対応テスト自動化ツール「Jtest10.4.2」の販売を開始した。

　Jtestは、Javaシステムの開発とテスト工数の削減をサポートするJava対応テスト自動化ツール。静的解析機能では1000個以上のコーディングルールに基づく解析を行うことで、プログラムに潜む問題の未然防止や保守性を向上する。

　今回のバージョンアップでは、JUnitを用いた単体テストをサポートする単体テストアシスタント機能や、セキュリティ脆弱性に関する静的解析機能を強化。単体テストアシスタント機能では、モックの自動生成機能を強化するとともに、これまでオプションであったSpringフレームワークに対応したテストテンプレートの自動生成機能を標準搭載とした。

　静的解析機能では、セキュリティ脆弱性やソースコードの品質に関連したコーディングルールやフロー解析ルールを追加。また、OWASP Top 10 2017やCWE3.1などの基準に対応した静的解析のルールやセキュリティ遵守レポートの生成など、セキュリティ脆弱性の検証に関連した機能を集約したセキュリティコンプライアンスパックオプション（別売）を利用できるようにした。

　このほか、Jtest Engine Editionで利用いただけるレポートツール「Parasoft DTP」もバージョンアップし、解析結果の視認性の向上や抑制機能などを強化した。

　また、Jtest10.4.2の単体テストアシスタント機能を、3か月間、5人で利用できるサブスクリプションライセンス「Jtest Unit Test Edition」の販売も開始した。価格は19万8000円（税別）。