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テクマトリックス、Java対応テスト自動化ツール「Jtest」新版を販売開始

 テクマトリックス株式会社は10日、米Parasoftが開発したJava対応テスト自動化ツール「Jtest10.4.0」の販売を開始した。

 Jtestは、Javaシステムの開発とテスト工数の削減をサポートする、Java対応テスト自動化ツール。静的解析機能では1000個以上のコーディングルールに基づく解析を行うことで、プログラムに潜む問題の未然防止や保守性の向上を期待できる。

 さらに、クラスを横断して解析を行うフロー解析により、特定の処理フローに潜む例外やリソースリーク、セキュリティ脆弱性の可能性など、コードレビューでは検出困難な致命的な問題を検出。単体テストアシスタント機能では、JUnitを用いた単体テストにおいて、JUnitで利用可能なテストテンプレートの生成やモックの作成、テスト実行を効率化でき、単体テストにかかる工数を削減する。

 今回のバージョンアップでは、単体テストアシスタント機能に、外部CSVファイルを利用したパラメータライズドテストやモックの一括生成機能を追加。Springフレームワークへの対応やテストケースの一括生成などのオプションも追加され、単体テストの効率化支援をさらに強化した。

 また、静的解析では、レポーティング機能に解析結果の差分表示機能を追加したことで、既存プロジェクトにおける保守や運用フェーズでの追加開発や機能改修時においても、スムーズに静的解析を導入しやすくなった。

 2018年10月10日時点で保守サービスを契約しているJtestユーザーには、「Jtest 10.4.0」バージョンアップ製品が無償で提供される。