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ソウルウェアの帳票クラウドサービス「RepotoneU Pro」、グレープシティの「krewData」と連携

krewDataで作成したデータを基に、帳票を自動出力可能に

 株式会社ソウルウェアは2日、自社が提供している帳票クラウドサービス「RepotoneU(レポトンユー)シリーズ」の「RepotoneU Pro」と、株式会社グレープシティのkintone向けプラグイン「krewData」が連携開始したと発表した。

 RepotoneUは、kintone上で見積書や請求書などの帳票出力を行うクラウドサービス。あらゆるデータをPDFやExcel形式の帳票として容易に出力できる点が特徴で、プラグイン型の「RepotoneU PDF/Excel」と、クラウド型のRepotoneU Proを提供している。

 一方のkrewDataは、顧客管理システムや生産管理システムといった企業のメイン業務を支える複雑なアプリをkintoneで構築する場合に、顧客マスタや製品マスタ、予算管理、実績管理、生産管理など複数にわたるアプリから、業務に必要な集計やレポートの作成を支援するプラグイン。ETLツールにより、視覚的な操作で複数アプリの自動集計が可能となり、毎日・毎週・月末といったようなジョブ登録もカスタマイズ不要で実現できる。

 kintoneのプラグインは、どの製品も基本的に画面操作を前提に作られているため、RepotoneU Proにおいて請求書作成などの定型業務を行う場合でも、ユーザーがkintoneにログインして画面操作を行う必要があったが、今回、両製品が連携することにより、krewDataで作成したデータを基に帳票を自動で出力するといった一連の作業が可能になるという。

 例えば、毎月定期的に請求が必要になるような業務では、krewDataによって請求データを作り、RepotoneU Proで請求書を作成するというところまで、すべてを自動化できるようになるとのことだ。

 また、RepotoneU Proと連携する、コクヨの帳票配信システム「Repotovas」と組み合わせると、出力した請求書などの帳票を、kintone上から送りたい相手へ、メールやFAX、郵送などによって届けられるとしている。