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セゾン情報システムズがDataRobot Japanと提携、「DataRobot」と「DataSpider」の連携アダプタを開発へ

 株式会社セゾン情報システムズは19日、DataRobot Japan(以下、DataRobot)とテクノロジー・アライアンス契約を締結したと発表した。

 DataRobot Japanでは、機械学習モデル生成のプロセスを自動化し、高精度な予測モデルを素早く簡単に生成できるソフトウェア「DataRobot」を開発しているが、さまざまなテクノロジー企業とDataRobotが共同開発した統合ソリューションを通じて、ユーザーにより高い価値を提供することを目指し、テクノロジー・アライアンスプログラムを提供している。

 今回、「HULFT」「DataSpider Servista」といったデータ連携製品を手掛けるセゾン情報システムズが同プログラムに参加し、「DataRobot」を企業内外の多様なシステムとつなぐことで、その価値をより向上させるとした。

 なお、「DataRobot」を活用するうえでは、データの収集、前処理、学習済みモデルによる予測結果の他システムへの連携はなくてはならない部分であり、セゾン情報システムズは、「DataRobot」とDataSpiderをつなぐ専用アダプタの開発に取り組んでいるとのこと。

 これにより、プログラムコードを書くことなく、予測システムを開発・運用できるようになるため、開発速度やメンテナンス性の向上が実現。また、DataSpiderが提供しているアダプタを利用し、さまざまなプリケーションやデータソース、IoT、クラウド、AI-OCR、RPAなどと「DataRobot」との連携が可能になるので、機械学習の業務活用の幅が大きく広がるとしている。