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クラウド型SSOサービス「マガタマサービス」、FIDO2やChromebookへのログイン機能に対応

 株式会社ディー・ディー・エス(DDS)は8日、FIDOを利用したシングルサインオン(SSO)サービス「マガタマサービス」をバージョンアップすると発表した。FIDO2への対応を行ったほか、顔認証およびChromebookへのログイン機能を追加している。

 マガタマサービスは、業務で利用する複数のWebサービスへのログイン情報をひとつにまとめ、利便性を高めるSSOサービス。パスワードを用いずに利用者本人であることを確認する仕組みにより、クラウドサービス利用におけるパスワード漏えいリスクを最小限にし、セキュリティ対策と利便性向上の両方を実現しているという。

 今回のバージョンアップでは、スマートフォン用認証アプリを利用するFIDO認証に加え、FIDO2に対応した。これにより、Webブラウザでのクラウドサービスへのログインに際して、FIDO2準拠のセキュリティデバイスを用いた認証が可能になっている。

 また、スマートフォン用認証アプリには顔認証機能が追加され、指紋認証機能が搭載されていないスマートフォンでも、インカメラを用いた顔認証によるFIDO認証が可能となる。

 さらに、利用可能なプラットフォームとしてChromebook(Chrome OS搭載端末)が追加された。これにより、価格や利便性を重視してChromebookを採用し、さらにログインセキュリティも担保したいといったニーズに応えられるようになったとのこと。