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DDSと飛天が連携、教育現場におけるChromebookの安全な利用をサポート

 株式会社ディー・ディー・エス(DDS)と飛天ジャパン株式会社(以下、飛天)は28日、飛天が提供するFIDO2対応の指紋認証デバイス「BioPass FIDO2」と、DDSのFIDO2対応クラウド本人認証サービス「マガタマサービス」を連携させ、Chromebook向けの認証環境整備を支援すると発表した。

 Chromebookはファイルやデータが共有でき、管理やセキュリティもしっかりしていることや、価格的に安価であることなどから、海外の教育現場において高い評価を受けているが、国内の教育現場においても同様のメリットが評価され、採用が進んできたという。

 今回DDSと飛天では、こうした状況の広がりを受け、マガタマサービスとBioPassFIDO2を連携。FIDO2に対応した生体認証で、OSへのログオンに加えて授業で利用するSaaSアプリケーションの認証を簡単かつ迅速に行えるようにする。これにより、タイピングが難しい低学年の児童でも、複雑なパスワードの記憶や入力を行わずに、セキュアなID認証を利用できるとのこと。

 また、限られた台数のChromebookを共用する場合においても、認証に必要な情報は「BioPass FIDO2」内部に保管される仕組みとなっているので、どのChromebook端末においても個々人のアカウントで安全にログインできるとした。

 DDSと飛天では今後、株式会社大塚商会などのソリューションプロバイダーを通じて、この連携ソリューションを販売するとともに、両社にてサポートを行っていくとのことだ。