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サイバーテック、フィリピン セブ島のオフショア拠点を活用したITアウトソーシングサービス「チョクオペ」

AI翻訳の活用で日本語によるコミュニケーションを支援

 株式会社サイバーテックは5日、フィリピン セブ島の自社オフショア拠点を活用し、ITアウトソーシング・BPOサービスである「チョクオペ」を提供開始すると発表した。

 「チョクオペ」は、セブ島のオフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」のフィリピン人エンジニアと直接コミュニケーションすることにより、ITアウトソーシング・BPOやオフショア開発など、さまざまなプロジェクトを安価に提供するサービス。ITオペレータを1人あたり月10万円からという低価格で提供するという。

 担当者には英語を理解するフィリピン人エンジニアがアサインされ、チャットを利用したコミュニケーションを行うことになるが、精度が向上しているAI翻訳(機械翻訳)ツールを用いることにより、日本語でやり取りできるとのこと。

 また、コミュニケーションのずれなどが生じた場合、あるいは意味が通じにくい内容を伝える必要が生じた場合などのために、英語が堪能な日本人コミュニケーターも配置され、顧客とフィリピン人エンジニアとのコミュニケーションをウォッチしているので、必要に応じてヘルプに入り、コミュニケーションのサポートを行えるとしている。

 なお、「チョクオペ」をいきなり開始することは不安だという顧客は、従来型の日本人ディレクター・BSE(ブリッジ システム エンジニア:Bridge System Engineer)・プロジェクトマネージャによる、100%日本人コミュニケーションによるITアウトソーシング・BPOやオフショア開発のスタイルでスタートする、あるいはトライアルプロジェクトを進めるといったことも可能とした。

 なお今回のリリースに先立ち、Python+TensorFlowによる画像加工、テスト自動化ツールによる自社製品のオートメーションテスト実施、他社の開発プラットフォームによるプロトタイプ構築(スマホアプリ)など、すでに複数のプロジェクトがすでに進行しているとのことだ。