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サイバーテック、ディープラーニング向け画像アノテーション業務を開始
2019年4月18日 11:00
株式会社サイバーテックは16日、ディープラーニング(深層学習)で必要となる学習データの作成を請け負う、画像アノテーション業務を開始した。
サイバーテックでは、数年前からディープラーニングに取り組み、現在は多言語マニュアルの標準化・改訂コスト削減・ウェブ化を実現するCMS「Publish MakerX」のオプションとして、AI校正機能を提供している。
画像アノテーションは、サイバーテックがフィリピンのセブ島に有する自社オフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」にて実施。日本品質でさまざまなBPO・ITアウトソーシングサービスを提供する同拠点では、数年前よりAI校正オプションに用いる学習データ作成を行ってきたノウハウを流用し、新たに画像アノテーションサービスを開始する。
AI向け画像アノテーションサービスでは、「矩形物体認識(object recognition)」「セグメンテーション」の2種類のサービスを提供。矩形物体認識では、画面キャプチャ画像入力した画像から検出する物体を矩形(バウンディングボックス)で囲み、その物体が何かを示すタグ(クラス)付けと、矩形の座標情報のラベル付けを行う。セグメンテーションでは、指示書により指定されたツールや仕様に応じて、入力した画像のラベリングを行う。ポリゴン情報はJSONファイルで保存され(labelmeの場合)、それを呼び出すと元写真と囲まれている部分の比較を行うことも可能となる。