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東京エレクトロンデバイス、NTTデータの社内システムにCASB製品「Netskope」を導入

 東京エレクトロン デバイス株式会社(以下、TED)は20日、株式会社エヌ・ティ・ティデータ(以下、NTTデータ)の技術革新統括本部システム技術本部の社内システムに、CASB製品の「Netskope Active Platform(以下Netskope)」を導入したと発表した。

 NTTデータでは、顧客とのコラボレーションと働き方改革の推進のために、情報が迅速に共有できタイムリーに価値あるサービスを提供できるクラウドサービスの活用が必要となっていたが、自社内でのクラウドサービスの活用と社内セキュリティルールとの整合性に課題があった。その課題を解決するため、データの不正な流出を防ぎ、セキュリティが担保されたストレスのない情報共有ができるNetskopeが採用された。

 TEDでは、NTTデータ技術革新統括本部システム技術本部の社内システムに、2017年1月からCASB製品であるNetskopeを導入。現在は、同部を中心に2000ユーザーが利用している。

 同部では、すべててのクラウドサービスに対して一貫したポリシーの適用と統制ができる機能を活用し、自社のポリシーを適用したDLP(データの紛失、漏えい対策)機能を持つクラウドゲートウェイとしてNetskopeを利用している。また、クラウドのコンテンツの流れが可視化されてリアルタイムでの管理が可能になったことで、新しいセキュリティ対策の構築が容易になるとともに、情報漏えいにつながる操作を社内に展開することで、社員のセキュリティ意識の向上にもつながっているという。

 TEDでは、先進的、先鋭的なテクノロジーと、課題ヒアリングから事前検証、導入支援、導入後のサポートを提供し、セキュリティ対策の導入や運用の最適化、効率化に貢献していくとしている。