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東京エレクトロンデバイス、クラウドサービスの利用状況を把握・管理する米Netskopeの製品を販売

 東京エレクトロンデバイス株式会社(以下、TED)は21日、米Netskopeと販売代理店契約を締結し、クラウドサービスの利用状況の把握や管理が行えるCASB(Cloud Access Security Broker)製品の販売を開始した。

 NetskopeのCASB製品は、Office 365やBox、Googleなど2万種類を超えるクラウドアプリを検出でき、利用状況の把握や管理、情報漏えい対策、不正利用の排除など、把握・保護・対処の機能を、クラウドサービスとしてワンストップで提供する。

 利用中のクラウドアプリを自動検出して可視化し、独自の信頼性インデックスで採点して安全性を評価することでリスク管理が行える。また、シャドウIT(IT部門で利用を許可していないクラウドアプリ)も含め、クラウドアプリの操作状況をリアルタイムで把握でき、詳細なログを記録するため、要注意操作があった場合にIT部門がすぐに分析や対策を講じられる。

 PCだけでなく、スマートフォンやタブレットなどを使用した社外からのアクセスにおいても、不特定多数のアプリに対してポリシーの適用が可能で、すべてのデバイスから安全にクラウドアプリが利用できる。また、許可アプリの利用においてもCASB製品を組み込むことで、クラウドアプリごとに提供されているセキュリティサービスを利用する必要がなくなり、コスト削減にもつながるとしている。

 TEDでは、導入・構築・検証支援までをサポートするとともに、導入後のヘルプデスクサービスを提供する。