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のれん、CMS「NOREN Content Server 6.2」を提供開始 使いやすさ、利便性を向上

 株式会社アシスト、およびアシストグループの株式会社のれんは29日、日本国内での独占販売権を取得している韓国I-ON COMMUNICATIONSCMSのCMS製品「NOREN Content Server」において、使いやすさや利便性の向上を図った新版「同 バージョン6.2」を提供開始すると発表した。

 NOREN Content Serverは、Webサイトのコンテンツを管理するためのCMS製品。静的CMSの強みである安定性や強固なセキュリティに加え、外部システムとの連携を実現するAPIが用意されており、マーケティングツールなど、時代にあわせて求められる機能をシンプルかつ使いやすく提供しているという。

 今回の新版では、ユーザーからの要望に基づいてユーザビリティの向上を図った。まず、管理画面のデザインをリニューアルし、基調カラーやレイアウトの刷新によって文字・ボタンを大きくすることにより、視認性や操作性が向上している。また、管理画面に画像やメッセージが設定できるようになり、検証・本番環境など複数のNOREN環境を持つ場合でも、使用環境が判別しやすくなったとのこと。

 さらに、ページ公開許可の承認ワークフロー機能が強化され、承認者が、複数の申請に対して一括で承認・却下を行えるようにした。対象ページのURLリンクも通知メールに掲載されるようになっており、これまで以上に承認作業がしやすくなったという。

 加えて、外部サービスとの連携も強化された。APIの方式がSOAP形式からREST形式に変更され、より開発しやすく、外部機能とつなぎやすくなったとのこと。Webサイトやスマートフォンサイトとの親和性が向上するのみならず、クラウドサービスとの連携による利用範囲の拡大や開発工数の削減が期待できる。

 また、外部連携のためのAPIトークンやパスワードなどの値を一元管理する機能が追加され、既存のアクションタグ同様、設定時にID指定で呼び出しが可能になっている。

 それ以外では、環境構築の効率化を支援する機能も拡充され、インポート/エクスポートできる対象や出力項目が増加。テスト配信の対象が柔軟に選択できるようにしたり、公開日付を指定した配信を可能にしたりすることにより、未来のコンテンツをテスト配信できるようになった。