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Google、国内初のデータセンター建設に向け千葉ニュータウン内の土地を購入

 Googleは29日、千葉ニュータウンに位置するグッドマンビジネスパーク内に、データセンターを建設するための土地を購入したと発表した。

 Googleでは、今回の投資はクラウドをはじめとした日本の顧客のニーズ拡大に合わせたもので、国内では初のデータセンターとなる予定だと説明。Google Cloud Platform(GCP)のリージョンはすでに東京と大阪に設置されているが、Googleが自社で設置するデータセンターとしては今回が初になるという。

 運用開始時期などについては未定で、今後発表を行うとしている。

 グッドマンビジネスパークを開発するグッドマングループでは、グッドマンビジネスパークは都心へのアクセス性に優れ、充実した電力インフラを備えており、地盤の強固な内陸の高台に位置し、地震や水害のリスクが少ない、優れたBCP機能が特徴だとしている。

 グッドマンジャパンのアンガス・ブルックスCEOは、「グッドマンビジネスパークにGoogleをお迎えできることを大変嬉しく思います。このような世界有数の大企業にデータセンターの立地として選ばれたのは、テクノロジーハブや国内外のイノベーションの中心地に相応しい同パークの特長を、高く評価していただいた結果です。また、この地にGoogleの拠点が誕生することにより、千葉ニュータウンや印西市にも、大きな経済効果が期待できるでしょう」とコメントしている。