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SCSK、ドメイン名ベースの帯域制御を可能にする「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」を販売

 SCSK株式会社は28日、アンリツ株式会社の統合ネットワーク制御アプライアンス「PureFlow WS1」で、ドメイン名ベースの帯域制御を可能にする「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」の販売を開始した。

 PureFlow WS1は、高精度帯域制御やTCP高速化といった、ネットワークの課題を1つの筐体で解決する製品。1Uハーフサイズで、パケット処理パフォーマンスを強化して高性能化を実現したほか、機能拡張をアドイン形式でサポートし、顧客の要望に応じた柔軟な機能拡張を最適なコストで導入できる。

「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」の動作イメージ

 「PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンス」は、PureFlow WS1のアドインソフトウェアライセンスとして、DNSサーバーからの応答によるサーバー情報の自動学習と、制御対象ドメイン名によるアクティブ制御を実現する。

 これにより、クラウドサービス利用環境において、ドメイン名をキーとしてアクティブに通信を制御することや、Windows 10などアクティブに割り当てられるアップデートサーバーへの通信のコントロールに対応。また、企業内サーバーやデータセンターのサーバー移設において、設定変更やメンテナンスの手間を軽減する。

 PureFlow ドメインフィルタ機能ライセンスの価格は60万円(税別)。PureFlow WS1本体(基本ソフトウェア、ポート帯域100Mbps、2048シナリオ)の価格は166万円(税別)。SCSKでは、2022年3月末までにPureFlow WS1とPureFlow ドメインフィルタ機能ライセンスセットで計300台の販売を目指す。また、6月12日~14日に幕張メッセで開催される「INTEROP TOKYO 2019」で、PureFlow WS1とPureFlow ドメインフィルタ機能ライセンスを紹介する。