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インフォコムの文書管理システム「MyQuick V8.3」、AIによる自動入力機能などを搭載

 インフォコム株式会社は28日、文書管理システム「MyQuick」の新版「同 V8.3」を販売開始すると発表した。AIによる自動入力機能、電子契約サービスとの連携機能などで、ユーザーの工数削減を支援するという。

 「MyQuick」は、契約書管理に必要な機能を、使いやすいシンプルな画面で提供している文書管理システム。昨今、企業では契約書管理業務において文書管理システムの利用が拡大しているほか、契約締結時に電子契約サービスを利用する企業が増えているという。しかし、これらのサービスにおいては、締結日や相手先など、管理に必要な項目を手入力しなければならず、人的負荷の削減が課題になっているとのこと。

 そこで今回の新版では、新たにAIによる自動入力機能を搭載した。契約書の内容をAIが理解し、契約書のタイトル・契約相手先名・締結日・満了日を自動的に入力することにより、文書登録時の入力業務において、最大で50%の工数削減が期待できるとのこと。

 また、弁護士ドットコム株式会社の電子契約サービス「クラウドサイン」との連携機能を提供し、契約締結時に契約情報を「クラウドサイン」から「MyQuick」へ自動的に取り込めるようにすることで、文書登録を効率化する。さらに契約更新時は、「MyQuick」に保管した契約情報を「クラウドサイン」側に反映できるため、承認依頼を自動化できるとした。