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日本マイクロソフト、大画面コラボレーションデバイス「Surface Hub 2S」の予約受付を開始

Surface Hub 2S

 日本マイクロソフト株式会社は10日、大画面コラボレーションデバイス「Surface Hub 2S」の予約受付を同日より開始すると発表した。認定Surface Hubリセラーなどを通じての受付となり、出荷開始は9月の予定。

 Surface Hub 2Sは、社外で働くリモートワーカーと、オフィスや会議室などのワークスペースをつなぎ、チームでの協業を支援するコラボレーションデバイス製品。オンラインミーティングの環境では難しかった、ホワイトボードを使う議論をこれまでになくスムーズに進めることができる。

 画面は4K+(3840×2560ドット)の50型マルチタッチディスプレイを採用しているが、筐体は前モデルと比較して60%薄く、40%軽量となり、15.5㎜の薄型ベゼルによる高いデザイン性を実現した。また、人の声を忠実に再現するよう設計されたスピーカー、4Kの高解像度のカメラ、ノイズキャンセリング機能を搭載したマイクロフォン機能などを搭載している。

 こうした特長により、社外で働くリモートワーカーは、すぐそこに会議室のメンバーがいるかのような臨場感で、PCなどのデバイスから会議に参加できるという。さらに、スタンドやモバイルバッテリーなどのアクセサリと組み合わせて利用すれば、会議中に場所を移動することになっても、電源を落とすことなくSurface Hub 2Sを移動し、ディスカッションを継続できるとのこと。

 なおSurface Hub 2Sは、Office 365や、複数人で同時書き込みができるデジタルホワイトボードアプリ「Microsoft Whiteboard」、Microsoft Teamsのグループチャットなどを自然に使えるよう設計されている点も特長。ホワイトボードやミーティングでのやり取りはクラウドに保存され、議事録を作成することなく議論の振り返りを行えるので、アクションの確実な実行を支援するとのこと。

 参考価格は、本体が99万9800円(税別)で、アクセサリは「Surface Hub 2 カメラ」が1万6800円、「Surface Hub 2 ペン」が2万2800円。有償オプションでは1年ないし2年の延長保証も提供される。

Surface Hub 2Sの利用イメージ