アトムシステム、倉庫管理システム「Atom WMS」のAlibaba Cloud対応版を提供

　株式会社アトムシステムは7日、倉庫管理システム「Atom WMS」のAlibaba Cloud対応版として、「Atom WMS on Alibaba Cloud」を5月8日から提供開始すると発表した。

　Atom WMSは、倉庫運用に必要な各種機能を提供するWebベースの倉庫管理システム。企業単位のライセンス形態を採用しているため、拠点数やユーザー数が増加してもライセンス費用が変化しないことから、管理規模が大きな現場への導入に強みを持つという。

　導入形態としては、オンプレミスだけでなくAmazon Web Services（AWS）などのクラウド環境にも対応していたが、今回は新たにAlibaba Cloudへ対応し、Atom WMS on Alibaba Cloudを提供開始するとした。

　アトムシステムでは、日系製造業の海外工場などを中心に「Atom WMS on Alibaba Cloud」の導入を進めていくとのこと。

　なおAlibaba Cloudを運営するAlibaba Groupは、ソフトバンクと合弁でSBクラウド株式会社を設立し、国内でのデータセンター運用やサポートなどを行っているが、SBクラウドでは、5月8日～10日に東京ビッグサイト 青海展示棟で開催される「クラウドコンピューティングEXPO【春】」の自社ブースにて、Atom WMS on Alibaba Cloudを展示する予定だ。