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Alibaba Cloud、日本企業の中国進出を支援する「China Gatewayプログラム」

 Alibaba Cloudは19日、日本企業の中国進出をサポートする「China Gatewayプログラム」を発表した。野村総合研究所(NRI)、新日鉄住金軟件(上海)有限公司、伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)、TISインテックグループ、iTriggerといったパートナーと協力し、2019年末までに日本企業100社の支援を目指すという。

 China Gatewayプログラムでは、中国におけるビジネス拡大を目指す日本企業に対し、クラウドエンタープライズネットワーク、グローバルアクセラレーション、エクスプレスコネクト、コンプライアンスコンサルティングといった幅広いクロスボーダー製品だけでなく、オーダーメイドのインテリジェントソリューションを提供するとしている。

 その第1段階では、Alibaba Cloudおよびパートナー企業から、小売・製造企業向けのインテリジェントソリューションを提供する。例えば、クラウドベースの予測分析を実装して売上を伸ばすスマート店舗ソリューション、運用・保守コストを削減するために時間内に異常を発見する産業用ソリューションなどがあるとのことだ。

 このほか、経済史、市場機会、現地のコンプライアンスルールなど、さまざまなビジネス局面において企業が中国を理解できるよう、China Gatewayホワイトペーパーも提供するとのこと。こちらはAlibaba CloudのWebサイトからダウンロードできる。