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システムインテグレータ、ソフトウェア設計書作成ツールの最新版「SI Object Browser Designer 19」を発表

 株式会社システムインテグレータは7日、設計書作成ツール「SI Object Browser Designer」の最新版となる「SI Object Browser Designer 19(以下、OBDZ19)」を6月14日に販売開始すると発表した。

 SI Object Browser Designerは、ソフトウェア開発において人の手によって行われていた設計作業を、コンピュータを用いて設計するためのCAD(Computeraided design)ソフト。

 従来モデルではクライアント/サーバーモデルだったが、最新版のOBDZ 19では完全ウェブ版となり、ユーザーはクライアントごとにアプリケーションをインストールする必要なく、ウェブブラウザーからアクセスするだけで、設計情報の閲覧や編集、設計書の出力が可能となった。

 従来モデルは、自社コンピュータにアプリケーションをインストールするオンプレミスモデルが中心だったが、OBDZ19はウェブ化によりクラウドサービスのサブスクリプションモデルで提供。ユーザーは、場所を選ばずに素早く設計情報の閲覧・更新ができるようになったほか、案件の状況に応じて柔軟に契約ユーザー数の増減を行うことができる。

 パフォーマンス速度についても、従来の約150%と大幅に向上。また、OBDZ 19は従来版との互換性を持っているため、これまでに従来版を使って作成した設計書データは、そのままOBDZ 19でも利用できる。

 OBDZ 19の価格(税別)は、5クライアントライセンスで年額28万8000円から。