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サイバーテック、テキストマイニング用AIシステムの教師データ作成サービスを提供

英語圏であるフィリピン・セブ島のオフショア拠点を活用

 株式会社サイバーテックは7日、テキストマイニング用AIシステムの教師データ作成サービスを提供開始したと発表した。

 サイバーテックでは、AIによるゆらぎ検出~ライティング支援エンジンを自社開発したことを皮切りに、フィリピンに有する自社オフショア拠点「セブITアウトソーシングセンター」にて、AIシステム向けのアノテーションサービス「セブ ハイスペック アノテーション」を提供してきた。今回発表した新サービスでは、同エンジンでも必要とされた教師データ作成ノウハウをベースに、テキスト情報へのアノテーションサービスをリーズナブルに提供するとしている。

 特に、セブITアウトソーシングセンターがあるフィリピンは、公用語が英語であり、新興国の中でも非常に高い英語力を有する地域のため、英語による論文や調査記事、英字新聞などといった、英語コンテンツを対象とした教師データ作成も可能。日本人も複数名在籍するので、もちろん、日本語のテキストを対象としたアノテーションにも対応する。

 またアノテーション作業は、オフィスに出社している直接雇用の正社員が実施。社内でFace to Faceによるコミュニケーションを取りながら、高品質のアノテーション作業を実施できるとした。具体的には、経験豊富なアノテーションマネージャが進捗管理やチェック体制の構築、指示書の作成や見直しなどを実施。アノテーション経験が豊富なメンバーで構成されたチーム体制での作業となるため、属人的なばらつきや誤差を極力なくし、高品質なテキストマイニング向け教師データ作成を実現するという。

 このほか、セブITアウトソーシングセンターのアノテータースタッフやアノテーションチームごと、個人やチームを指定し、企業におけるアノテーション部門として要員固定を行う仕組みも用意された。これにより、大規模AIシステムのモデル構築と並走した形で学習データ作成体制を構築したり、長期プロジェクトにおける品質向上とコストダウンに活用したり、といったことも可能とのことだ。