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キヤノンITS、Linuxに対応したEDI自動運用ソフトウェア「EDI-Master JS Enterprise」の新バージョンを発売

 キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は15日、EDI自動運用ソフトウェア製品「EDI-Master JS Enterprise」の新バージョンを発売した。

 「EDI-Masterシリーズ」は、小規模クライアント用途から大規模のサーバー用途まで対応可能なEDIソフトウェア製品群。EDI-Master JS Enterpriseは、スケジューラー、ファイル連携、ジョブフロー制御、イベントログ監視、メール通知などの機能を用いて、EDI-Masterシリーズ製品や任意アプリケーションの連携を可能にするEDI自動運用ソフトウェア製品。EDIシステムを用いた膨大な受発注業務を自動化することで、取引業務の省力化・確実化・スピードアップを実現する。

 新バージョンとなる「EDI-Master JS Enterprise Ver2.1」では、従来からの稼働環境であるWindowsに加え、Linux環境(Red Hat Enterprise Linux)に対応することで、UNIXからLinuxへのマイグレーション対応や、堅牢なシステム構築、クラウド環境における稼働など、より幅広いニーズに応えることを可能とする。

 EDI-Master JS Enterprise Ver.2.1の価格(税別)は、Linux版が150万円、Windows版が120万円。キヤノンITSでは、EDI-Masterシリーズを中核とするEDIソリューション事業で、2022年までに年間売上高25億円を目指す。