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GMOグローバルサイン、企業向けSSOサービスの名称を「トラスト・ログインbyGMO」へ変更

無料で使える基本機能に「独自SAMLアプリ登録機能」を追加

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 GMOグローバルサイン株式会社は18日、基本機能無料の企業向けシングルサインオン(SSO)サービス「SKUID byGMO」の名称を、「トラスト・ログインbyGMO」(以下、トラスト・ログイン)へと変更すると発表した。またこれに伴い、SAML対応のクラウドサービスでSSOを利用可能にする「独自SAMLアプリ登録機能」を、無料で使える基本機能として提供開始する。

 「トラスト・ログイン」は、1つのID・パスワードで複数のサービスへのログインを可能にするSSOをはじめ、ID管理やログ・レポートといった機能を基本機能として備えた企業向けのサービス。現在、4500を超えるサービスと連携しているという。

 各サービスへのログイン時の認証方法としては、フォームベース認証とSAML認証の2種類の方法に対応しており、連携サービスが対応している方法でログイン可能だが、フォームベース認証よりもセキュリティの高いSAML認証に対応しているサービス自体の数が少なく、「トラスト・ログイン」でも17サービス程度の連携に限られていたとのこと。

 これに対して、今回提供する「独自SAMLアプリ登録機能」では、SAML対応のクラウドサービスであれば、ユーザー自身でSAML接続設定を行え、SSOの対象サービスとして追加可能になる。

 なお、「トラスト・ログイン」への名称変更に伴い、サービスサイトやサポートサイトのURLが変更されたほか、サービス管理画面についても2019年夏ごろにURLを変更する予定。ただし、名称変更に伴うサービス稼働への影響はないとしている。