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GMOグローバルサインの企業向けSSOサービス「SKUID」、LDAP Managerとの連携機能を提供

 GMOグローバルサイン株式会社は26日、企業向けシングルサインオン(SSO)サービス「SKUID byGMO」(以下、SKUID)のオプションとして、エクスジェン・ネットワークス株式会社のID統合管理ツール「LDAP Manager」との連携を可能にする「SCIM IDP連携機能」を提供すると発表した。

 SKUIDは、社内システムや業務利用する外部クラウドサービスのID管理、SSO、ログレポートといった機能を提供するクラウドサービス。サービス数/アカウント数の制限なく、基本機能を無料で利用できる「BASIC」プランに加えて、ログ保管期間の延長、電話サポート対応などを追加した有料プランも提供されている。

 一方のLDAP Managerは、企業内にあるシステムのユーザー情報を一元管理するID統合管理ツールで、LDAPサーバーをメタディレクトリとして配置し、そこに集約されたユーザー情報を、Active Directory(AD)やグループウェアなど企業内のさまざまなシステムへ配布する自動連携を、主要機能として提供している。

 今回、SKUIDのオプションとして提供されるSCIM IDP連携機能は、SCIMプロトコルの活用により、LDAP Managerとの連携を可能にする機能。これにより、SKUIDで管理する各種クラウドサービスのアカウント(ID・パスワード)と、LDAP Managerで管理する社内システムのアカウントの一元管理、およびSSOに対応し、システム管理者の業務負荷の軽減や、一般ユーザー(従業員)の利便性向上が見込めるとした。