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HTNet、企業のシステム運用とセキュリティ対策を支援するマネージドサービス

 北陸通信ネットワーク株式会社(HTNet)は13日、ユーザー企業におけるシステム運用とセキュリティ対策をサポートするサービスとして、「セキュリティ・マネージド・サービス」を発表した。株式会社セキュアヴェイルのネットワークセキュリティ運用サービス「NetStare」をベースとして提供する。

 「セキュリティ・マネージド・サービス」は、UTM機器、ファイアウォールなど企業が持つ設備の稼働状態、また不正アクセスの有無などを24時間365日監視し、障害発生時には復旧対応を支援するサービス。ネットワークを脅威から保護するための「セキュリティマネージメント」と、安定したシステム稼働を継続するための「システムマネージメント」から構成される。

 このうち「セキュリティマネージメント」では、外部からの攻撃を24時間365日体制で監視し、不正アクセスや情報漏えいの可能性がある場合は即座に通知するとともに、攻撃内容を調査し、最適なセキュリティ設定を提示するという。

 また、日々の運用業務をセキュリティプロフェッショナルが実施するほか、メールや電話による24時間受付の専用サポート窓口を用意し、運用技術やセキュリティ技術に精通したエンジニアが対応するとしている。

 一方の「システムマネージメント」では、ユーザー企業の機器に障害や故障が発生した場合、エンジニアが原因の調査を行い、システムの迅速な復旧に努めるほか、必要に応じて保守ベンダーとの折衝も代行するとのこと。加えて、機器の性能状態の把握により、常に最適なパフォーマンスを維持できるように支援するとした。

 価格(以下、すべて税別)は、対象機器の種類や利用するメニューなどによって異なるが、初期設定費用が20万4000円から、月額費用が5万4000円から。例えばFortiGate100Eで、「セキュリティ・マネージド・サービス」のファイアウォール機能を利用するケースでは、初期設定費用が24万円、月額費用が8万4000円となる。