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サイバートラスト、RHEL 7.6ベースのLinux OS「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP3」を提供

 サイバートラスト株式会社は7日、Linux OS「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7」の新版として、Red Hat Enterprise Linux(RHEL) 7.6をベースに開発した「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP3」を発表した。同日より提供を開始する。

 Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7は、信頼性、安全性、可用性、セキュリティ機能を重視した、アジアでのビジネス要件に最適化されたLinux OS。企業向けLinuxサーバー用途のほか、車載システムや産業用コンピュータ、各種アプライアンス製品など、特定業務用機器への組み込み用途にも採用されているという。

 今回提供開始となる最新版Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP3は、RHEL 7.6をベースに開発され、デバイスドライバなどの更新により、第8世代Xeonプロセッサを含む、最新世代のハードウェアに対応している。

 また、過去の脆弱性対策を含むセキュリティ強化や、OpenJDK 11などの追加・更新により、最新のアプリケーション開発環境を提供するとのこと。

 なお、RHEL 7.6向けのハードウェア、RHEL 7.6向けに開発されたアプリケーションは、Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP3上で、ほぼそのまま動作可能としている。

 価格(以下、すべて税別)は、標準サーバー向けパッケージ「MIRACLE LINUX Standard Pack」の場合、1年契約で7万8000円から。1パッケージで、物理マシン1台、または物理マシン1台に搭載されている2インスタンスまでインストールできる。

 仮想化環境向けのパッケージ「MIRACLE LINUX for VM Standard Pack」は、1年契約で19万8000円から。このパッケージを利用した場合、物理マシン1台ごとにライセンスが必要となるが、物理マシン上で動作する仮想環境のゲストOS数には制限がない。

 一方で、特定業務用機器向けライセンスは、10ライセンスで15万円となっている。