サイバートラスト、RHEL 7.4ベースの最新Linux OS「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP2」発売

　サイバートラスト株式会社は17日、Red Hat Enterprise Linux（RHEL） 7.4をベースに開発された最新Linux OS「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP2」を、10月24日より提供開始すると発表した。

　Asianux Server（MIRACLE LINUX）シリーズは、企業向けサーバーでの利用に加え、車載システムや産業用コンピュータ、各種アプライアンス製品など、特定業務用機器への組み込みにも利用されているLinux OS。国内のエンジニアによるサポートを最長10年にわたって受けられる点も特徴で、基幹サーバーや業務用機器で必要とされる長期安定運用のニーズに応えられるという。

　新版のAsianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP2は、RHEL 7.4をベースとしており、第6世代インテル Xeonプロセッサ（開発コード名：Skylake）を搭載したサーバーなど、最新世代のハードウェアや、RHEL 7.4向けに開発されたアプリケーションをそのまま動作させることが可能とした。

　価格は7万8000円（税別）から。

　なお、Asianux Server（MIRACLE LINUX）シリーズを提供しているミラクル・リナックス株式会社は、10月1日付けで、同社を存続会社とする吸収合併方式により、同じソフトバンク・テクノロジーグループのサイバートラスト株式会社と合併。商号をサイバートラストに変更し、ビジネスを継続している。