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サイバートラスト、HAクラスタパッケージ「MIRACLE CLUSTERPRO X 4.1」を販売

ユーザビリティの改善や最新ハードウェアへの対応などを実現

 サイバートラスト株式会社は12日、Linux OS「Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 SP3」に対応した高可用性クラスタソフトウェアの新版「MIRACLE CLUSTERPRO X 4.1」を、6月18日より販売開始すると発表した。また、シングルサーバーの可用性向上を実現する「Asianux Server 7 == MIRACLELINUX V7 HA」の最新版も同時に販売開始する。

 MIRACLE CLUSTERPRO Xは、NECのHAクラスタリングソフトウェア「CLUSTERPRO X」とサイバートラストのLinux OSを組み合わせたパッケージ製品。その最新版となるMIRACLE CLUSTERPRO X 4.1では、4月に提供開始された最新の「CLUSTERPRO X 4.1」と、3月に提供開始された最新Linux OSのAsianux Server 7== MIRACLE LINUX V7 SP3をバンドルした。

 今回の最新版では、新規導入時や構成変更時のユーザビリティ改善を改善。運用画面がJava不要のWeb UIになったことにより、新規導入時や構成変更時の操作を簡便化したという。

 加えて、最新Linux OSにおけるデバイスドライバなどの更新により、第8世代のXeonプロセッサを含む、最新世代のハードウェアに対応。利用できるハードウェアの選択肢が広がり、障害・災害時やメンテナンス時などのシステム停止において、さらに安全に業務継続を実現できるとした。

 一方、シングルサーバー向けのAsianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 HAは、障害を検知するとOSやアプリケーションを再起動して、シングルサーバーの業務サービスを復帰させる、廉価なHAソリューションである。

 ライセンス価格(税別)は、MIRACLE CLUSTERPRO X(2CPU/2VM)が60万円、Asianux Server 7 == MIRACLE LINUX V7 HA(1CPU/1VM)が9万円。