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クロス・ヘッド、Amazon Connectとkintoneを連携させたクラウド型コンタクトセンター向けシステム

 クロス・ヘッド株式会社は21日、クラウド型コンタクトセンターシステムを提供するサービス「Managed Connect Service(MCS)」を強化すると発表した。サイボウズの業務アプリ開発プラットフォーム「kintone」と連携し、電話対応と顧客情報を連携させた基盤を提供するという。

 「MCS」は、Amazon Web Services(AWS)のクラウド型コンタクトセンター「Amazon Connect」を利用したクラウド型コンタクトセンターサービス。今回は、顧客対応の基盤となるAmazon Connectと、kintoneを利用した顧客データベースを連携させ、機能を強化した。

 具体的には、オペレーターへの受電時に、kintone内のデータから自動で番号検索を行うようにすることで、顧客情報や過去の対応履歴を確認しながらの電話対応が可能になるという。また、着信履歴や受付担当者はkintoneに自動で保存されるほか、kintoneの管理画面から顧客へ発信する機能も備えているとのこと。

 さらに、Amazon Connectとkintoneの連携により、在宅のPC環境からでも受電対応を行えるようにしている。

 価格(税別)は、初期設定費用(アカウント作成は10エージェントまでを含む)が20万円から、運用支援費用が月額1万円からで、発信・着信時の通話料金は別途必要になる。