CTCSP、顔認証機能を搭載したシンクライアント端末を販売

　シーティーシー・エスピー株式会社（以下、CTCSP）は29日、汎用PCをカスタマイズし、シンクライアント化して販売するサービス「Smart Secure Client（SSC）」のメニューとして、顔認証機能を搭載したシンクライアントを提供開始すると発表した。

　この顔認証機能は、株式会社ソリトンシステムズ（以下、ソリトン）が提供している多要素認証ソフト「SmartOn ID」を用いてシンクライアントに付加される。顔認証機能の搭載により、ユーザーが複雑なパスワードを覚えたり、認証用の外部デバイスを携帯したりする必要がなくなるため、利便性を確保したまま、ユーザー認証のセキュリティを高められるという。

　また、顔写真を使った生体情報の一括登録や、アカウント情報・ログイン履歴などの一元的管理にも対応し、大規模な導入・運用における管理者の負担を軽減するとした。

　CTCSPでは、Windows 7サポート終了に伴ってWindows 10への入れ替えを検討している企業や自治体を中心に展開する考えで、3年間に100社への提供を目指すとのこと。