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DAL、Web-EDI構築基盤の新版「ACMS WebFramer 1.5」を販売 セキュリティ強化や稼働環境の拡充などを実施

 株式会社データ・アプリケーション(DAL)は17日、ACMSのWeb-EDI製品「ACMS WebFramer」の新版「同 バージョン1.5」を販売開始すると発表した。

 ACMS WebFramerは、Web-EDIシステム構築のためのシステム基盤。Web-EDIシステムに不可欠なユーザー管理、業務管理、ログ管理などの各種管理機能や、その管理機能を外部から呼び出すAPI、テンプレートを提供しており、Web-EDIシステムの構築を短期間で容易に行えるという。

 今回の新版では、ログ出力時の通知やメール配信APIを用いたメール送信機能において、通信の暗号化を行うSTARTTLS/SSLに対応し、セキュリティを強化している。また、管理データベースがSQL Server 2017(on Linux含む)やSQL Server 2016 SP2、PostgreSQL 10/11、MySQL 5.7、Oracle Database 12c Release2に、WebアプリケーションサーバーがApache Tomcat 9.0とApache TomEE 1.7.5に対応するなど、新たな稼働環境をサポートしている。

 このほか、Webアプリケーションを自動生成するオプション「ACMS WebFramer Webアプリケーション構築支援ツール」において、取引先側での業務データファイルのダウンロード時に、ファイル形式や必要なデータ項目を選択できる機能、各種レイアウトの登録作業を一括で行える定義ファイルインポート機能などを追加している。

 価格(税別)は、ACMS WebFramerが200万円、ACMS WebFramer Webアプリケーション構築支援ツールが100万円。