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DAL、Web-EDIシステム基盤「ACMS WebFramer」の最新版を発売

 株式会社データ・アプリケーション(以下、DAL)は11日、Web-EDI製品「ACMS WebFramer」およびオプション製品の最新版を発売した。

 ACMS WebFramerは、企業間取引業務全般に適応するWeb-EDIシステムを構築できる、Javaベースのソフトウェアフレームワーク。価格は200万円(税別)。

 最新版のバージョン1.4では、アカウント単位でセキュリティポリシーを設定できる機能を追加し、安全性を向上。メール送信機能の強化として、運用停止中のアカウントを除外して送信できるようになった。また、データベースについてはSQL Server 2016をサポートした。

 オプション製品の「ACMS WebFramer Webアプリケーション構築支援ツール」は、登録画面から業務データベースレイアウトや取引画面レイアウトなどを登録し、業務フローを設定することで、マルチブラウザー対応のウェブアプリケーションを動的に自動生成できるツール。価格は100万円(税別)。最新版のバージョン1.1では、帳票印刷機能を強化。帳票出力対象のデータ一覧から選択して帳票出力する機能を追加し、操作性を向上した。また、パフォーマンスの改善や、PostgreSQL 9.5/9.4、SQL Server 2016/2014のサポートを行った。

 同じくオプション製品となる「ACMS WebFramer 電子機器業界調達業務向けWeb-EDIテンプレート」は、EIAJ-EDI標準(現JEITA/ECALGA標準)をもとにした調達業務向けのWeb-EDIシステム用業務テンプレート。最新版のバージョン1.1では、 PostgreSQLとSQL Serverのデータベーステンプレートをサポートした。

 DALでは、弊社既存製品である統合EDI基盤「ACMSシリーズ」と、Web-EDI向けの3製品を、流通業界・電子機器業界をはじめとしたさまざまな業界に向けて販売を推進し、今後1年間で10社への導入を目指す。