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DAL、SSOに対応したWeb EDI基盤「ACMS WebFramer 1.11.0」 Windows Server 2022などもサポート

 株式会社データ・アプリケーション(DAL)は27日、ローコードでWeb EDIシステムを構築できる「ACMS WebFramer」と、そのオプションである「Webアプリケーション構築支援ツール」、「電子機器業界調達業務向けWeb-EDIテンプレート」、「小売業界向け流通BMS対応Web-EDIテンプレート」などにおいて、新版「バージョン1.11.0」を販売開始すると発表した。今回は新たに、シングルサインオン(SSO)をサポートしている。

 ACMS WebFramerは、Web EDIシステム構築のためのシステム基盤。Web EDIシステムに不可欠なユーザー管理、業務管理、ログ管理などの各種管理機能や、その管理機能を外部から呼び出すAPI、テンプレートを提供しており、Web EDIシステムの構築を短期間で容易に行えるという。

 今回の新版では、Web EDIの業務画面でのログインに、OAuth 2.0をベースとしたSSOをサポートした。SSOについては、1)Web EDI業務画面のログインに、GoogleやMicrosoft、Facebookなどのソーシャルアカウントを利用する方法と、2)企業ポータル(受注業務メニューなど)にWeb EDI業務画面のリンクを設置し、リンクからWeb EDI業務画面ログインを実現する方法――の2つに対応している。

 また稼働環境として、Microsoft Windows Server 2022、Red Hat Enterprise Linux 9の両OSと、PostgreSQL 15、Microsoft SQL Server 2022の両データベースがサポートされた。

 価格(税別)は、標準サブスクリプションモデルの場合、ACMS WebFramer+Webアプリケーション構築支援ツールが月額12万円、小売業界向け流通BMS対応Web-EDIテンプレート、電子機器業界調達業務向けWeb-EDIテンプレートがいずれも月額20万円など。