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サイバーリンク、クラウド型コミュニケーションサービスを強化
オンラインセミナーのデュアルカメラ対応、ビジネスチャットのToDo機能追加など
2018年12月21日 12:28
台湾CyberLink(サイバーリンク)は19日、クラウド型コミュニケーション/コラボレーションサービス「U ビジネスコミュニケーションサービス」において、新版「同 Ver.5.0」を発表した。
「U ビジネスコミュニケーション サービス」は、オンラインセミナーサービス「U セミナー」、Web会議サービス「U ミーティング」、ビジネスチャット「U メッセンジャー」から構成されるビジュアルコミュニケーションサービス。直感的なUIを提供しており、トレーニングなどを行うことなく、サービスをすぐに利用できるという。
今回の新版では、それぞれのサービスにおいて、ユーザーから要望されていたさまざまな機能を強化した。
U セミナーでは、ホスト(セミナー主催者側)機能をアップデートし、オンラインセミナーをより効果的に行えるデュアルカメラ機能をサポート。主・副のカメラ設定を行うことで、プレゼンターと参加者、プレゼンターと製品を同時に映像として配信するなど、より効果的なセミナーを行えるようになった。
また、より鮮明でクリアな映像を配信する実現するために、一眼レフカメラを活用したセミナーの配信に対応している。なお、この機能を利用するためには、HDMIキャプチャーボックスが必要。加えて、参加者が視聴登録を行う際に、会社・タイトル・部署・URLなどの情報を入力してもらうための設定を、セミナー主催者が行えるようにした。
U ミーティングでは、デスクトップ画面の共有時に、手書きで文字などを加えられるようにした。画面共有をしている参加者だけでなく、視聴側の参加者も手書きメモの機能を利用できる。
Uメッセンジャーでは、重要な件を忘れないための“ToDo”機能を新たに搭載。追加したToDoはチャット画面に追加され、元のメッセージを検索することなく、表示・引用や削除を行える。さらに、PC版・Mac版のU メッセンジャーに投票機能が追加され、会議の日程調整やアイデアの選択といった際に、便利に活用できるとのこと。
このほか、管理者ツールも強化され、管理者がUサービスのメンバー登録を行う際に、「営業部 1課」といった、複数階層での部門設定に対応。Active Directory(AD)との連携機能も強化されている。