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東洋ビジネスエンジニアリング、「SAP S/4HANA Cloud」の提供体制を拡充

 東洋ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は27日、SAPジャパンのクラウドERPスイート「SAP S/4HANA Cloud」の提供体制を拡充すると発表した。

 SAP S/4HANA Cloudは、SAPの次世代基幹業務アプリケーションであるSAP S/4HANAのパブリッククラウド版SaaSで、最適化された業務機能を短期間・低コストで導入・稼働させることが可能。また、AI・機械学習などの先端技術が組み込まれ、ユーザー企業の大幅な業務効率向上を支援できるという。

 今回B-EN-Gでは、同社の主要顧客である製造業向け導入を中心課題として、他システム連携を含む新機能の検証、効果的かつ効率的な導入手法確立などの技術的強化を実施し、SAP S/4HANA Cloudの本格的な提供を開始しているとのこと。

 なお同社は、製造業を中心とする企業に対し、生産・販売業務領域を中心に国内外で豊富なERP導入実績を持つほか、SAP AribaやSAP Integrated Business Planningなど、SAPの業務部門向けクラウドソリューションの導入にも実績があるため、SAP S/4HANA Cloudの導入支援においても、確実かつ迅速な導入と安定運用をサポートできるとアピールしている。

 さらに、連結会計・予算管理やBIなどの経営管理ソリューションと組み合わせることにより、企業グループ経営管理の高度化に向けた支援も可能。SaaSのメリットを享受しやすい企業向けのクラウド化に限らず、基幹システム刷新を検討している企業などの、多様な課題解決を支援できるとのことだ。