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B-EN-G、「SAP Ariba向けデータ活用ソリューション」を提供

 ビジネスエンジニアリング株式会社(以下、B-EN-G)は20日、7月中旬に「SAP Ariba向けデータ活用ソリューション」を提供開始すると発表した。

 B-EN-Gでは、SAPが提供する調達購買アプリケーションのSAP Aribaは、国内でも多くの企業に導入されており、その主な導入目的の一つに、「支出の可視化、分析、購買戦略の立案・実行」が挙げられると説明。しかし、SAP Ariba内に格納されているデータの中には、顧客による抽出処理が容易ではないものもあったという。

 そこで、B-EN-Gは、20社以上の顧客にSAP Aribaの導入・保守・展開支援サービスを提供してきた経験とノウハウを基に、この課題を解決するソリューションを開発した。

 ソリューションでは、「SAP Ariba」「SAP Business Network」から、APIを利用して、リアルタイムにデータを抽出後、データベースに格納する。それを自由に分析できる基盤を提供し、高度な調達購買業務を支援する。API連携部分にはCData Softwareの「CData Drivers for SAP Ariba」や「CData Sync」などを採用。ソリューションを用いることにより、短期間で「必要なときに必要なデータを抽出する」基盤を確実に構築できるとしている。

 また、これまでのSAP Aribaの導入・保守・展開の経験を踏まえ、購買分析でよく利用されているレポート形式をあらかじめ用意している。既に導入済みの情報連携ツールなどがある場合は、不足部分だけの提供や、APIの仕様説明とQ&Aのみ対応するサービスの提供などにも対応する。

 ソリューションの費用と導入期間は、既存ツールの存在や、顧客とB-EN-Gの役割分担により異なる。例として、SAP AribaのAPIの初期セットアップ、仕様説明、QA対応などの場合は、12週間で300万円から。

システム構成図(例)