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NECソリューションイノベータの農業ICTソリューション、2019年4月より「農業データ連携基盤」へ順次対応

 NECソリューションイノベータ株式会社は20日、自社が提供する4つの農業ICTソリューションを、「農業データ連携基盤」へ順次対応させると発表開始した。対応開始は2019年4月を予定している。

 農業データ連携基盤とは、ICTベンダーや農機メーカーなどが提供するさまざまなシステムのデータや、行政や研究機関などの分散した公的データの活用を目的に作られた、データの連携・共有・提供を可能にするプラットフォーム。NECソリューションイノベータでは、この構築を行う「農業データ連携基盤協議会」(通称:WAGRI協議会)の会員企業として、プロジェクトに参画してきた。

 今回同社では、多くの農業者の生産性や経営力の向上を図ることを目的に、自社の農業ICTソリューションと農業データ連携基盤を連携させ、さまざまな記録・データを提供するとともに、同基盤に集約されたデータを活用できるよう、順次対応していくという。

 スケジュールとしては、2019年4月の「NEC 生産原価データ活用サービス」から連携を開始し、同年6月の「NEC GAP認証支援サービス」「NEC 農業技術学習支援システム」、同年8月の「NEC 営農指導支援システム」へと対象を拡大していく予定だ。

 なお、これらのサービスでは農業データ連携基盤への対応に伴って、同基盤へのデータ提供有無の選択や、同基盤に提供するデータの指定、同基盤からのデータの取得が行えるようになるとのこと。