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ファイア・アイ、Office 365メール環境の脅威状況を確認する無償サービスを提供

 ファイア・アイ株式会社は20日、導入済みのメール脅威対策の有効性を評価する無償サービス「FireEye FireProof Eメール診断サービス」を国内で提供開始すると発表した。

 FireEye FireProof Eメール診断サービスは、Office 365環境におけるメールの脅威状況を手軽に確認・把握できるもの。ユーザー企業の受信済みメールを分析し、既存の対策をすり抜けた高度な脅威が隠れていないかを調査することにより、企業が、より効果的なメールベースの脅威対策を検討する上での「気付き」を提供するという。

 受信済みメールに対する分析であるため、メール配信時の遅延などの心配もなく、ソフトウェアやハードウェアの導入も不要。設定は数分以内で完了し、分析開始から2週間ほどで分析レポートを共有するとした。

 なおFireEye FireProof Eメール診断サービスは、ファイア・アイが提供するクラウドベースのデモプラットフォーム「FireProof」の第1弾。同社は今後、このFireProofデモプラットフォームを活用し、その他のセキュリティ分野においてもさまざまな診断サービスを展開する予定としている。