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「GitHub Desktop 1.5」公開、マージコンフリクトを解決するための機能を強化

 米GitHubは14日、デスクトップ用アプリケーションの最新版となる「GitHub Desktop 1.5」をリリースした。対応OSはWindowsおよびmacOS。新バージョンでは、マージの際のコンフリクトを解決するための機能を強化した。

 GitHubでは、開発者、特にチーム内の初心者の開発者にとって、マージにおけるコンフリクトは大きな不安となっていると説明。前バージョンでは、マージする前にコンフリクトが発生するかどうかを通知する機能を提供していたが、実際にはユーザー自身で解決する必要があったという。

 GitHub Desktop 1.5では、どのファイルにコンフリクトがあるかを通知し、ユーザーが使いたいエディタ上で解決できるように促し、対処する必要があるコンフリクトをリスト化。その後、すべてが解決され、マージする準備ができた時点で、その旨を通知する。さらに、マージをブランチのドロップダウンから開始し、マージのコンフリクトが発生しないようにガイドするオプションも提供する。

 また、デスクトップにリポジトリを追加するというコアな機能が分かりづらく、使い方も難しいというフィードバックを受け、リポジトリのドロップダウンからリポジトリを簡単に作成、追加、または複製できる機能を追加した。