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OBC、クラウド型の販売管理システム「商奉行クラウド」

 株式会社オービックビジネスコンサルタント(以下、OBC)は3日、クラウド型の販売管理システム「商奉行クラウド」を、10月9日より販売開始すると発表した。プラットフォームとしては、日本マイクロソフトのクラウド基盤であるMicrosoft Azureを利用する。

 商奉行クラウドは、受注・売上・請求・入金・売上分析まで、販売管理業務をフルサポートするクラウドサービス。各業務のデータがつながることにより二重入力を削減するほか、今後提供される予定の仕入在庫管理システム「蔵奉行クラウド」やほかのシステムともAPIなどで連携でき、さらなる生産性向上を支援するという。

 また、消込処理や受発注、売上仕入同時処理、入出荷管理など、業務を効率化させる機能を標準機能として搭載しており、幅広い業務を網羅することで、バックオフィス業務を省力化できる点も特徴とした。

 さらに、消費税率の10%変更、軽減税率、経過措置はもちろん、2023年から導入される適格請求書等保存方式(インボイス方式)にも対応。常に最新のシステムをクラウドのメリットを生かして、法改正への継続的な対応を保証するとしている。

 このほかOBCでは、販売管理システムがクラウドサービス化されることで、従来はできなかった外出先・遠隔拠点・在宅など、いつでもどこでも、必要な時に自由に業務を行えるようになるため、全社の生産性を確実に向上させるとアピールしている。

 価格例は、商奉行クラウドi Aシステムの1ライセンスが年間15万円(税別)から。別途、初期費用として5万円(税別)が必要だが、商奉行10を利用中のユーザーでOMSS LLS(Long Lifecycle Support)に加入している場合は、初期費用は免除される。