ニュース

アクシオ、WinActorの効率的な利用を支援するアドオンツール「OnRPA」を販売

 株式会社アクシオは28日、株式会社NTTデータの販売するRPAソフトウェア「WinActor」のアドオンツール「OnRPA」を、10月下旬より単体で販売すると発表した。アクシオでは、同ツールを2018年7月から条件付きで無償提供してきたが、多数の要望を受け、ソフトウェア単体での販売を開始するという。

 デスクトップ型RPAにおいて、センターに専用PCを配置し、拠点からリモートデスクトップ(RDP)接続してRPAを利用するといった利用法では、後からのRDP接続要求が優先されてしまう後着優先問題が課題となっているという。

 これに対してOnRPAでは、登録されたロボPCの使用状況(空き、または利用中)を表示し、空きPCのみを選択できるようにすることで、後着優先問題を解決する。また、これにより、他拠点でのRPA利用時にも専用PCを共有できるようになるため、ライセンスコストの低減とPC管理負荷の軽減が可能になるとしている。

 また、シナリオを作成するPCと実行するPCの環境が異なることによって生じるエラーについても、考慮する必要がなくなるとのこと。

 ラインアップには、WinActorのフル機能版、実行版を各5台管理できる「5台ロボ管理版」と、各20台管理できる「20台ロボ管理版」を提供する。なお、条件付きの無償提供は継続するほか、体験版も提供するとのことだ。