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アジュールパワー、Windows Server 2008環境のMicrosoft Azure移行サービスを提供

 アジュールパワー株式会社は25日、2020年1月に予定されているWindows Server 2008/2008 R2のサポート終了(EOS)を受け、日本マイクロソフトが8月に発表した「マイクロソフトサーバー移行支援センター」の戦略パートナーに参画し、Microsoft Azureへの移行サービスを提供すると発表した。

 Windows Server 2008/2008 R2は、2020年1月14日に延長サポートフェイズが終了し、以降は更新プログラムが提供されなくなる。このため、日本マイクロソフトではWindows Server 2016への移行を呼びかけるとともに、稼働環境としてクラウドサービスのMicrosoft Azureを推奨するなど、移行活動を進めてきた。

 またクラウドへの移行を促進するために、Microsoft Azureを移行先として選択した場合は、セキュリティ更新プログラムの提供を継続して受けられる「延長セキュリティ更新プログラム」を、2020年1月のサポート終了後も最大3年間、無償提供することが発表されている。

 今回アジュールパワーではこうした状況のなかで、Windows Server 2008/2008 R2からの移行支援サービスを、2つのシナリオで提供するとした。

 1つは、Microsoft Azure上へ新しいOSのサーバー環境を構築して移行するパターン。もう1つは、延長セキュリティ更新プログラムの無償提供を生かし、Microsoft Azure上へWindows Server 2008/2008 R2のサーバー環境を構築して移行するパターンで、同社では、「既存ワークロードを維持しながらクラウド環境へ移行し、さらに3年間の計画期間を持てるAzureへの移行は、今回のサポート終了を象徴する特別な選択肢といえる」とコメントしている。

 また同社は、Windows Server 2008/2008 R2のサポート終了対策に役立つ「Windows Server 2008および2008 R2 EOS対策セミナー&クラウドオフィスツアー」も開催するとのことで、次回は10月12日に、アジュールパワーの秋葉原本社で開催される。