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NTT-AT、WinActorを従量課金制で利用できるクラウド型RPAサービス「WinActor Cast on Call」

2018年度内に提供開始予定

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(NTT-AT)は13日、RPAツール「WinActor」を従量課金制で利用できる新サービス「WinActor Cast on Call」を2018年度内に提供開始すると発表した。年内に複数の実証実験を開始し、年度内に商用サービスを開始する予定。

 WinActorは、NTTアクセスサービスシステム研究所で研究開発された技術をベースに、NTT-ATが商品化した純国産のRPAツール。Windowsアプリケーション、Webアプリケーションで行うさまざまな操作を「シナリオ」として記録し、自動化することができる。

 今回発表されたWinActor Cast on Callは、このWinActorを従量課金で利用できるクラウドサービス。クラウド上のダッシュボードにログインして業務の遂行に必要なシナリオを選択すると、クライアントPCにあらかじめインストールされているWinActorで、選択されたシナリオが実行されるという。

 ユーザー企業は、PC1台の環境からクライアントとしてWinActorを利用できるほか、クラウド上のシナリオをそのまま利用できるため、自らがシナリオを作成する必要はないとのこと。

 また、WinActorを利用した分だけ課金される従量課金制のため、予算に応じた使い方をできる点もメリット。さらに、「どのシナリオをいつ実行したか」といった利用状況が一目でわかるので、WinActorの運用管理を容易に行えるとしている。

 今後は、カスタムシナリオ、OCR、その他外部サービスと連携できるマーケットプレイスの開設などを予定するとのことだ。