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NTT-AT、従量課金型RPA「WinActor Cast on Call」のオープンベータ版を6月より提供へ

 NTTアドバンステクノロジ株式会社(以下、NTT-AT)は8日、RPAソフトウェア「WinActor」をサブスクリプション型で利用するサービス「WinActor Cast on Call」(以下、Cast on Call)において、オープンベータ版を6月中に提供開始すると発表した。

 Cast on Callは、WinActorを従量課金制で利用できるサービス。WinActorでは、WindowsアプリケーションやWebアプリケーションで行うさまざまな操作を「シナリオ」として記録し自動化できるが、Cast on Callには、共通業務を自動化するシナリオがあらかじめ用意されているため、インターネットに接続されたWindows PCがあれば、Cast on Call専用のWinActorをインストールし、業務に応じたシナリオを選んで実行するだけで、業務の自動化を実現できるという。

 また、どのシナリオをいつ実行したか、といった利用状況が一目でわかるため、作業履歴を管理することが可能。任意のWindows PCでWinActorを実行できるので、柔軟な運用も可能とした。

 NTT-ATでは、正式サービスの提供に先立ち、6月よりオープンベータ版を提供。Windows PCにおける簡単な処理の自動化シナリオを提供し、利用者による使い勝手の確認、既製シナリオのさまざまな環境での動作確認、シナリオ提供者によるシナリオの品質向上などを行うとのこと。

 なお正式サービスでは、年間の基本料金に加えて、シナリオを実行・完了した分の料金を課金する予定だが、オープンベータ版は無料で利用できる。