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PCA、WinActorの初級者向けシナリオ作成研修を開催

 ピー・シー・エー株式会社(以下、PCA)は10日、NTT-ATが開発し、NTTデータが販売しているRPAツール「WinActor」を対象とした、シナリオ作成研修(初級)を開始すると発表した。受講料は1人あたり3万円(税別)。

 この研修では、RPAの導入を検討している業務部門の担当者、情報システム部門の担当者、またはPCAのパートナーなどを対象としたもので、WinActorを初めて操作するユーザーを想定。WinActorの概要から、シナリオ作成に必要な「記録」「編集」「実行」の基本的な操作、また条件分岐や繰り返し処理を使用した簡単なシナリオの作成方法までを、実際にPCを使って学習するという。

 時間は1日(10時~17時30分)で、東京・名古屋・大阪にて10月より実施する。講師はPCAのNTTデータ講師認定者が担当し、NTTデータが開発した教育資料に基づき行うとした。今回は初級の講習のみだが、年内をめどに中級研修についても実施を予定しているとのことだ。

 なおPCAでは、ピーク時の残業削減や生産性向上を目的として、2017年より自社業務でWinActorを導入し、取引先からの支払通知明細と自社売掛明細との突合処理や、保守更新見積作成処理などの定形業務自動化により、生産性向上に成功しているとのこと。

 こうした実績なども踏まえ、「RPAツールとはどういうものなのか?」「RPAツールで実際にどのような業務効率化ができるのか?」などを説明する「RPAツールによる業務効率化セミナー」も、無償(事前登録制)で開催している。