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沖縄県全域で電子レシートを活用した販売促進連携を実施、東芝テックの電子レシートシステムを利用

 東芝テック株式会社、株式会社リウボウストア、株式会社丸大、コープおきなわ、株式会社ビッグワン、オム・ファム株式会社、フォーモスト ブルーシール株式会社は12日、「電子レシートによる沖縄主婦の生活利便性向上プロジェクト」を実施すると発表した。期間は9月12日から2019年3月11日までの6カ月間で、沖縄県全域の47店舗において行われる。なお、丸大は10月より参加するとのこと。

 東芝テックのスマートレシートは、通常は紙として提供される買い上げ商品の明細レシートを電子化し、電子レシートセンターでデータとして管理・提供するシステム。買い物客は手元に紙のレシートを残さずとも、スマートフォンで自分の買い物履歴をいつでも確認できるようになるので、利便性が向上する。一方で店舗側にも、紙レシート発行コストや環境負荷を減せるといったメリットがあるとした。

 また、スマートレシートをプラットフォームとして活用して、買い回りによる消費者購買行動(消費者属性、商品カテゴリ、購買エリアなど)を分析し、そのデータを活用することにより、参加消費者・企業への還元も行えるとのことだ。

 今回の取り組みは、沖縄県在住者の買い物利便性の向上、および沖縄県の経済活性化を目的としたもので、期間中3万人の参加を目指すという。具体的には、店頭イベントや入会特典クーポンの発行による会員募集キャンペーン、コープおきなわ/ペットボックスでの送客クーポン発行といった相互送客キャンペーンを行うほか、個人の買い回り実態の把握といった購買活動分析、イベント会場での集客キャンペーンイベントなどを実施する。また、参加者向けのアンケートも行うとのこと。