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東芝データ、電子レシート連携の購買統計データAPIサービスを提供

 東芝データ株式会社は11日、東芝グループが展開する電子レシートサービス「スマートレシート」のレシートデータと連携し、レシート発行から数時間以内に形成した購買統計データへダイレクトに接続できる「購買統計データAPIサービス」の提供を開始した。

 スマートレシートは、店舗で買い物客が会計をする際に、レジでレシート印字データそのものを電子化して提供することができるシステム。買い物客は、スマートフォンアプリに表示されたバーコードをレジで読み取ってもらうだけで、電子化されたレシートデータを受け取れる。

 東芝データが提供する「購買統計データAPIサービス」では、加盟する飲食店や小売店舗で会計をした本人の電子レシートをまとめて預かる「スマートレシート」の購買データから、数時間以内に統計処理を実行したデータを提供する。これにより、特定の流通チェーンに限定されない、購買実績データから数時間以内に生成した統計データに接続するサービスが可能となる。

 購買エリアや購買者の属性を指定した購買ランキングや、日時別の購買推移、地域別の購買活況度など、指定パラメーターを自由に組み替え、いま起きている購買の「変化」をダイレクトに受け取れる。

 東芝データでは今後、健康・人材・行動データなど、取り扱うデータの範囲を順次拡大し、パートナー各社や公共機関が持つサービス、知見などとのシナジーを最大化していくとしている。

APIサービスの全体像